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異彩を放つ豪華俳優4人が出演！けっこう高齢な4人だが、宇宙服をカッコよく着こなしていてサマになっているし、何より若手俳優にも引けを取らない元気とスタミナには驚かされた。ドナルド・サザーランドの演技が好きなので、主要メンバーに彼がいて嬉しかった。宇宙船や惑星のCGがチープだったのは残念。正直言ったら『アポロ13』(1995)の宇宙映像の方がリアリティがあった気がする。でも最後のシーンで、フランク・シナトラのED曲が流れる中、月面に置かれたホークのヘルメットのアップ映像がすごく綺麗で、一番印象に残ってる。なんだかんだ、C・イーストウッドの作品が、最後まで期待を裏切らないと思う。こんな監督はなかなか居ないだろう。40代男性

アメリカで最初の宇宙飛行士になるはずだった男たちが40年の時を経て集結し、再び宇宙を目指す…無茶苦茶な設定のストーリーだが、こんなに豪華なキャストが勢揃いしていたらパスできない。そこそこな高齢になっている4人の訓練シーンは観ていて面白くて笑える。また男の友情やおじいちゃん達の強さに感動できるし、そしてラスト、最高の締め方に泣かされる。10年、20年後、歳を重ねてから見直すとまた違う感想が出てくるような気がする作品だ。40代男性

おじいちゃん達が宇宙へ飛び立つ！役者がとてもかっこよくて、おじいちゃんが宇宙に行くなんて本来ならありえない話だけども、そういうファンタジーな要素を楽しむのが映画なのでそこは気にしないで楽しんだ。何より登場人物達がそこそこご高齢なのにロマンス要素もあって中盤まではワクワクと観ていたけど、最後にまさかの展開に。トミーリージョーンズの役がかっこいい。そしてラストの曲が明るくてほっとする。イーストウッド監督の作品は重いイメージを持っていたがこの映画は楽しく観れた！40代女性

イーストウッドの作品の中ではあまりない明るい雰囲気な作品。チーム・ダイダロスを集めてNASAに向かうまでの様子が、FF6（ゲーム）の世界が崩壊した後に再び仲間が集まるシーンと被って胸が高まった。まじめにいうと、元宇宙飛行士でも高齢者が短期間の訓練でチーム全員で宇宙へ行くのは難しいだろう。身近の65歳超の人間は、ほぼ全員健康面に問題があるので、まず無理だと思う。だがそれも含めて夢があり、宇宙への憧れとロマンと希望が詰まった作品。宇宙に到達してからはシリアスな展開になるが、急展開すぎて話についていけなくなった。見直したら分かるかな。最後はそんな悲しみを消し去ってくれるような明るい演出で素晴らしい終わり方だった。40代男性

シリアス路線が多いイーストウッド監督作品としては珍しく、溌剌なおじいちゃん達4人が宇宙へ飛び立ち地球を救うストーリー。救うと言ってもアルマゲドンほどのスケールじゃ無いけど。前半から終わりのフランク・シナトラのフライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンがいい感じで流れ出すまで話に引き込まれていた。シナリオ的にも社会的にもファンタジーな内容で、あり得ないとわかっていてもどっしりとした貫禄ある出演者そのものがいいキャラをしていて、ストーリーから目が離せなくなる。しかし、宇宙に出てからのトラブルに対応するシーンや、ラストの月面のシーンをわざわざ入れているところなど、個人的にはかなり違和感を覚えた。ただ、2000年に制作されたにも関わらずCGがよくて、地味だが好感は持てる内容だった。30代男性