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前にボーン三部作は良作揃いと聞いていたが、マット・デイモンが好みじゃないので観てなかった。しかしテレビ放映をきっかけに一気見することに。個人的には本作が一番好き。ストーリーは謎解き要素が多く、主人公が誰か分からないまま話が進むので、先の展開が全く読めないため、ハラハラドキドキが止まらない。そして少しずつ明かされる素性もサスペンス要素が効いていた。格闘シーンは怒涛の展開でワクワクするし、カーチェイスもとにかく派手！オチは予想外の展開で、その後のラストも主人公たちのいく末を思うと、のんびりできないところだけど、唯一温もりと優しさのある最後で、その不安と温もりのバランスが丁度良く、後味よく観終えた。30代男性

ロバート・ラドラムの小説『暗殺者』が原作でアレンジして映像化された今シリーズ。始まりからラストまで手に汗握る展開だった。内容は記憶をなくしたCIA工作員ジェイソン・ボーン（マット・デイモン）が、スイスで出会った金無しドイツ人女性（フランカ・ポテンテ）を巻き込み、襲撃されながらも、失われた自身の記憶を探す物語。デイモンとポテンテの互いに共感する部分が、緊迫したアクションシーンの中に見え隠れする。とりあえずマット・デイモンがすごくかっこいい。ヒロインのポテンテは、美人ではないが、何か抱えていそうな感じだが時々見せる可愛らしさがすごく魅力的。彼女がシリーズラストまで出演していないのは残念すぎる。40代女性

続編がいくつか出るほどの人気を誇るシリーズの第一弾ながら、これだけでも十分楽しめる完成度。畳み掛けるようなキレのあるアクションシーンラストまで続く。観客もジェイソン・ボーンと同様に少しずつ彼の過去を知っていくのが面白い。今まではどちらかというと冴えない役のイメージが強かったマットデイモンだがらだったが、今作では完璧な男になっており、顔つきから身体つき、身のこなしや冷静な知性に加えて優しさも兼ね備えている。男が見ても憧れを抱く男になっていた。30代男性

男なら憧れる設定が盛られたストーリーで観ていて面白い。記憶は無くすも、殴られれば体が反応し、反撃して、そのことに自分で驚きながらも敵をすぐに察知したり行動が読めたり、どうしえそんな事ができるんだ？俺は一体何者なんだ？みたいな。男心をくすぐる展開。今や007やミッションインポッシブルと並ぶ人気シリーズものになった。このシリーズはどれから観はじめても楽しめるとは思うが007を知ってる人は、007が頭に過ぎって楽しいと思う。20代男性

原作は見たことがなく、予備知識もなく観てみたが、この作品が人気になった理由の一つは今までのスパイものと違うからだろうなと思った。007やMIシリーズのイメージで観ると分かりにくく感じるけれど、その感覚が記憶喪失になったCIAのスパイという特殊な立場の主人公のルーツを探すというテーマと合い、さらに興味を惹かれる。ただ、観劇中、さらっと見てるだけだとよく分からない言い回しがあった。自分が鈍いだけかもだけど。カーアクションは少し派手。しかし戦闘シーンや、特に一騎討ちのシーンはとてもハラハラした。マット・デイモンが従来のイメージと異なった役だったのもギャップがあってよかったのかも。30代女性