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地上波で何度か流されていた映画。トミー・リー・ジョーンズの指揮官ぶりが格好良くて、CGなんかもよくできてると思う。でも、パニック映画としては、少し動きが足りなかったかな。地下鉄で車掌を助けようとしてマグマに飛び込み下半身から溶けていくシーンは今思い出しても怖い。あんな死に方は絶対やだ…。現実的な内容かと言われたらたぶん違うけれども、映像の迫力や一気に進むテンポは想像以上にいい。最後にはトミーリージョーンズがドゥエインジョンソンに見えてくる。40代女性

小さい頃に観た記憶があって、中でも地下鉄での救出シーンは幼いながらすごく衝撃を受けて鮮明に覚えていた。誰かの命を守るため、救うために、自分の命と引き換えにしてまでも職務を貫こうとする責任感。大人になった今観るととても考えさせられる。この作品は人種差別についても取り扱っていて、特に終盤、警察官に抱っこされた男の子がその場にいる皆の顔を見て、｢皆、同じ顔をしてるよ｣と言う台詞には、そういったメッセージが込められていると聞いた。今度観る時はその視点で観てみようと思う。40代女性

トミー・リー・ジョーンズ主演のパニックアクション映画で、ロスで突如起こった大噴火に人々がパニックを起こすストーリー。様々な意味でなかなか熱い映画でした。数十年前の作品なので、マグマなんかのCGは現在と比べられないようなクオリティです。しかし話の内容というか、その状況に感情移入してハラハラさせられる映画なので、粗を探せばいくらでも見つかるでしょうが、ストーリー的にあんまり気にせず観る事ができました。トミー・リー・ジョーンズファンには観ていただきたい作品です。40代男性

ＣＧによるリアルな溶岩流がこの作品の目玉といも言える程素晴らしく、パニック作品として一見の価値ある作品。現実が起こり得そうな内容がこの作品をより面白くしている。娘想いの局長を演じるのはトミー・リー・ジョーンズ。よく優しい中年の役をしている彼だが、今作も期待を裏切らないいい演技をしていた。内容は、ロサンゼルスの観光名所ラ・ブレアにある公園から突如マグマが噴き出し、溶岩が町に流れ出す。その勢いは留まることなく町を飲み込んでいく。火山弾により、崩壊する建物。火山灰が降り積もり、人々は大パニックに陥る。パニック映画の定番だろうが、災害に対峙する人々の描写が、自己犠牲やら子どもを使って、さらに危機的状況に陥らせ、それを救出することで、感動シーンにしているところはうんざりする。人間のプライドを守り、こう振る舞うべきという教訓なのかも。30代男性

溶岩の映像は、本物を見たことのない私だけれど、本物級の迫力を感じました。しかし、災害パニック映画として規模が小さく、内容の起承転結も定番のパターンで、展開が読めてしまうご都合主義の連続と、人助けの描写があけすけ過ぎて自己犠牲による感動の押売りには閉口しました。現実に災害が起きてもこの作品と同じような対応が出来る国なら納得できたのかも、と思った作品。30代男性